加藤哲建築事務所

飯島の家(2005)
木製の重厚な玄関ドアを開けると、しっとりとした配色の空間。
オリジナルの建て具越しに、リビングの方向から洩れる柔らかい明るさが、その家に住む家族のあたたかさを予感させます。
玄関から中に進むと右手に階段、そして広がる贅沢な広さの和室と吹き抜けのリビングが連なった大空間。
あらわしの栗材の梁がおおらかな存在感を放ち、木材がもたらすヒーリング効果と、視覚からおだやかに浸透する本当の贅沢さを感じさせる住まいです。

植栽が育つことでルーバーと二重の目隠しとなり、窓の存在を存分に楽しめる

ご主人の希望を叶えたあらわしの梁は弊社が温存していた蔵出しの栗材

広々とした空間に身の置所をしっかりと計画したLDK

おもちゃを思い切り広げてもお昼寝スペースがしっかり確保できる二間の和室

引き戸のデザインや柱に曲線を取り入れることでやわらかな印象に

窓の景色や子どもの遊ぶ様子を眺めながら料理できるカウンターキッチン。勝手口と繋がった食品庫が併設されて動線もばっちり

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