加藤哲建築事務所

土崎の家(2009)
高気密・高断熱と自然の恵みを取り入れたモデルとして手掛けた弊社の展示場です。
高断熱高気密住宅の住宅が普及し、寒冷地では全館暖房(オ-ル電化・ガス化・灯油など)の住宅が多くなりました。
住宅内部の温度差が無く快適で、従来の一般住宅に比べて暖房エネルギ-も半分前後になったと言われます。
とはいえ、全ての部屋を暖房するため、高断熱高気密住宅の暖房エネルギーは従来の一般住宅と比較してさほど変わらないということもわかってきました。
深刻な地球温暖化や、エネルギ-資源減少などに伴い、私たちは住まいでできることを考えなければなりません。
弊社では温暖化防止対策と省エネ対策として、温暖化防止・省エネをコンセプトとし、太陽の高さや季節ごとの風向きなども設計に組み込んだ、自然の恩恵を最大限に受けられる住宅設計を心がけています。

南面から日射を取り入れ、北面に排熱・通風させる開口計画

1階の和室の窓は南東向きに角度をつけてある

南面の吹き抜けからの明るさが上下階の北側へ届く

LDKには建具で個室として仕立てることも可能な和室

北面に配した水回りには通風に有効な形状の窓を配置

2階の個室は収納ボックスを移動することで工事不要で2部屋に分けられる設計

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