加藤哲建築事務所

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2018年12月7日
出火のお詫びを申し上げます
12月6日深夜、当方より出火し、
 
ご近所様方をお騒がせいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

 
平成30年12月8日 
 
秋田市将軍野東一丁目2-57
有限会社 加藤哲建築事務所
代表取締役社長 佐藤東
 
2018年1月6日
将軍野の家(2018)

2016年8月13日
広面の家(2018)
角地に建つ秋田杉板張りの重厚な外観のI邸は、完成までに十年を費やした住まい。施主のIさんのために祖父が植えた所有する山の杉の木を新居の建築材として活用する準備から住まいづくりが始まりました。Iさんの家づくりを担当したのは代表の佐藤東。木材の知見や温熱環境など、家づくりの考え方がIさんの理想に叶い、プランや設備の選定はおまかせで設計を進めました。我が社が住まい研究機関「新住協」会員であったことも信頼の理由のひとつ。
自分たちの世代だけでなく子どもや孫の代まで住み継げるよう、I邸は長期優良住宅の認定を受けています。住宅の長寿命化を目的とする認定基準は、ライフスタイルの変化に応じた間取りの変更が可能であることや、耐震性、省エネルギー性、数世代で構造躯体が使用できる剛健さなど多岐にわたります。1階は極力壁で仕切らず、引き戸を活用し、敷地に余白がある面に掃出し窓やウッドデッキを設けて玄関以外の出入り口も確保して、介護車両の出入りや将来の増築に備えています。
Iさんの祖父がそうしたように、先の世代までを見据えた住まいが完成しました。

街並みにも趣を添える秋田杉張り。敷地の余白は将来の増築や庭づくりのスペース

玄関アプローチと一体の3台分のガレージは、軒を出すことで雨雪の不自由を最小限に

玄関から水回りや主寝室へと通じる裏動線でリビングへと回遊

厚みのある杉板が足裏に気持ちいいLDK。床下の高性能エアコンで適温のあたたかさ

伝統的な日本家屋に習い建具で空間を仕切るプランニング。階段の裏側はトイレや浴室

構造材や造作材のおよそ1/2に祖父が残した山の木を使用

暖かさや家族の気配が吹き抜けを通して2階へ届く

2016年8月12日
将軍野の家(2015)
歴史ある住宅地の街並みに調和した縁側デッキのある住まい。
親子二代に渡って加藤哲建築事務所に設計施工を依頼してくださったのは、ご主人のTさん。大学で建築を専攻され、国指定の重要有形文化財の保存に関わる仕事をされています。
「実家の雰囲気がとにかく気に入っていて。自分たちの家はそれよりもだいぶコンパクトですが、妻曰く、良く似ているみたいです」と夫妻の新居について話してくれました。
丸い柱や丁寧に削り出された木材、それを障子越しのやわらかい光が照らす穏やかな住空間。リビングの屋根に添って緩やかに傾斜した天井もTさんの希望でした。
木の良さを活かして控え目な意匠を要所に施し、住まいへの愛着を育んでいく設計は、会長の加藤が担当しました。長期優良住宅の性能と付加断熱で、会長の代から取り組んできた省エネルギーの暮らし方も実現。
伝統的な日本の建築と現代の住宅性能のハイブリットで、温故知新の住まいとなりました。

リビングの掃出窓は戸袋に窓も網戸も引き込んでフルオープンにできる設計

屋根の勾配と障子越しの柔らかな光量で穏やかな印象のLDK

リビングテーブルは杉材でつくった加藤哲建築事務所のオリジナル

リビングに隣接した和室は明るさを制限して陰影のバランスを

使いやすさと収納力で選んだキッチン

2階の個室は小窓や部分開放でリビングや隣室とつながりをもたせた

網戸のレールスペースも兼ねて納まりよく仕上げた外部デッキは親子のひなたぼっこスペース

2016年8月10日
保戸野の家(2014)