加藤哲建築事務所

太平の家(2013)
長期にわたり良好な状態で使用できる建物であると国が認めた長期優良住宅。
いつの時代でも手に入る加工性に優れた木材を素材とし、自然の摂理を利用してその恵みを暮らしに取り入れる、日本ならではの良さを尊重しながら、高気密高断熱による外気温に左右されない断熱性や耐震性を備えています。
1階は廊下を極力減らし、キッチン・ダイニング・リビング・和室が一体となった面積効率に配慮しました。床面積を狭める暖房機は採用せず、ガラリから温かさを伝える床下の温水暖房によって穏やかでスマートな温熱環境に。
職人が木材を加工して作りあげる伝統的な和の意匠を取り入れながら、省エネルギーで暮らせる快適な温熱環境という新たな時代の価値観がプラスされてます。
住む人の心に穏やかに溶け込み、次世代のその先まで価値が続いていく住まいです。

季節ごとに太陽とのいい関係をつくる軒の役割を現代に生かした外観デザイン

上がり框の曲線と障子の表情によって、実面積以上のおおらかさを演出した玄関ホール

1階は和室と一体的に繋がるLDKと水回りのフロア

リビングの中央には存在感ある丸太の大黒柱。1階床は無垢のナラ材を使用

誤魔化しのきかない納まりは大工と設計の腕の見せ所

トイレ・洗面・脱衣は一体のスペースに

2階はカウンターのあるフリースペースと個室

子ども室は中央を壁や収納で仕切ることで2部屋として使用可能

主寝室には収納するものにサイズを合わせた造作のウォークインクローゼット

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